個人の成長と組織の成長が切り離せないのは③

前回は、書物、講演会、セミナー、研修会、eラーニング等で学んだ知識やスキルは、実際にそれを活用する機会と現場があってこそ初めて身につくという、至って当たり前の話しをしました。強度行動障害者に対する「標準的支援」を身につけるのも、同じです。

そして、このブログでは、知識やスキルを実際に活用する機会と現場は、次の3つのポイントが必須であると考えています。この3つは、「至って当たり前」というわけでは無いので、その理由をこれから丁寧に考える必要があります。

○ 実際の支援の場であること
○ 一定数のチームで行うこと
○ 組織(チーム)の成長なくして個人の成長なし

つまり、実際の支援の場で、PDCAサイクルを回さなければ、標準的支援を身につけることは
できないという話です。PDCAサイクルとだけ書くと、無味乾燥としているので、著名な経営学者である野中郁次郎先生のSECIモデルを少し参考にして、添付のような概念図を作ってみました。

チームの共同作業により、必ずしも言語化できるとは限らない共通の「何か」の存在を共感し、気づき、振り返ることで言語化(職場内でしか通じない方言)するプロセスを学習者(コンサルティー)等が繰り返さないと、成長していかないということを強調したつもりです。もちろん、標準的支援を生み出した先人の研究や実践の成果と擦り合わせるプロセスも大切です。

figSECI.jpg

この記事へのコメント